聞き耳を立てる

聞こうとして聞こえない。素人の考えでやってうまくいくなわけがないのは当然ではある。確かそうなのは、聞こえについて、感じた微々たる変化、本当に自分で気づいたのか気のせいなのかわからないものについて考えるみる?

聞こえに、たとえ変化が起きても、わかりにくいのではないか。
昨日を思い返していると、気になることがあった。夫は怒る時は筆談はしない。でも私の頭には、夫がしゃべったことが残されていた。自分が知っているはずのない内容だと思った。夫の声の記憶はなかった。確認すると、確かにしゃべったという。声は聞いたはずなのに、その記憶はなく、話した内容だけがはっきり記憶されていた。口の動きを見てわかる内容でもなかった。しゃべる内容を予想していて、聞き耳を立てていたのか?

片マヒのときに書いた作文で、失語症であったのに、夫との口喧嘩で、ある日よどみなく自分の言葉が出たことを書いた。今回もし本当に夫の声が無意識に聞こえていたとしたら、今回も喧嘩の最中のことであり、感情が揺れ動いているようなときは回復が起こりやすいのかもしれないと思った。