20150825 リハビリで変化した身体が、車イスに合わなくなり、乗り換える

血圧は103。今回もトランスに挑戦した。でも自分で身体を動かしている感覚がしなかった。

トランスは、先生が用意してくれた背の低い、黒い車イスで行った。マットに座っている状態から、車イスのアームレストに自分の左手で楽につかまることができた。

トランス後に、先生は今の車イスは卒業!とおっしゃった。

今の車イスは、約3年前から乗り続けている。退院当初は、上半身が倒れないために背中にクッションを挟み固定していた。足の太ももはベルトで固定していた。車イスのクッションの下には、車イスからずれ落ちないために、お尻より膝が高くようタオルを挟んでいた。

現在、それらはすべて不要になっている。
今までは、背もたれや座る角度などを固定して、座れない人が座れるようにデザインされた車イスだった。
トランス後に背の低い黒い車イス座っていたが、普通の車イスで、不安定さを感じていなかった。むしろ座面は広く感じ、普段乗っている車イスよりゆったり座れていると思えた。

先生は、車イスを換えることにすごい!とおっしゃってくれたが、自分の身体が車イスに合わなくなって来たのは、リハビリのこの内容が効果があったとは自覚できず、これまで先生が組んでくれたリハビリプログラムに従った結果だろう。本当にすごいと思う。何ヶ月前、何年前を振り返ると、今との身体の違いに気づく。
自分はずっと今の車イスを乗り続けると思っていた。夢にも思わなかったことだった。

今回のリハビリで、現在乗っている車イスは背が高く、背の低い黒い車イスの方がトランスの練習もやりやすかった。