自分の内面のことではあるが・・・

今回2度目の脳出血では、約10年前に1度目の脳出血のとき同様、2箇所の病院に入院した。今回と約10年前の入院で違っていたのは、今回男性の看護師さんがどちらの病院でも勤務されていたことだった。それによって、少し医療を受ける自分の意識の変化を感じていた。

私は看護師さんにオムツ交換をしていただいていた。
最初頭がはっきりしていなかった自分も、女性ではない看護師さんにオムツを換えてもらっているのか・・・と気づく。でも恥ずかしいと感じた記憶はない。看護師さんとは話せないが、男性の看護師さんはどうしてこの仕事をしようと思ったのかな・・・そんなことを考えていた。心にあったのは、恥ずかしいというより、やはり感謝の気持ちだった。必要があるができないのでお願いしている。女性の看護師さんにやってもらうことに慣れてしまい、感謝の度合いが、男性の看護師さんの存在に慣れていない自分の気持ちではまだ大きいようである。

この経験のためか、昨日の訪問入浴の場に男性が手伝ってくれることに、特に気になってはいなかった。よくわからないが、自分の中で何か吹っ切れた感じがするのである。入浴を手助けするために訪問された方々は雰囲気が良かったので、安心していたこともある。ちなみに身体を洗ってくれたのは2人の女性の方だった。


小学3年生位まで男の子ばかりの環境で遊んでいた時期があった。
小さい頃から近所に同世代の男の子が多く、男の子と遊ぶのが自然だったと思う。
だから小学生になってもしばらくそんな状態だったのだろう。
自分にはもともと、男性でも女性でもなく、「中性」と感じる部分が少しあって、関係ないかもしれないが、この吹っ切れた原因は自分の資質みたいなものかと思ったりした。