20151223 口の動きの診断

現在のリハビリで気づいたこと・・・薄々自分でも変だと思うがどうしようもないことを無視してはいけない。本当にリハビリで治したいなら当然のことだった。でも今まで「ココが変でこう治したい」ということを先生に説明ができなかった。それが可能になったのは、今月のレスパイト入院中に受けたリハビリの療法士さんが私の食事中に遭遇し、「ココが変である」ことを明らかにしてくれたおかげであると思っている。
自分が食事を上手に摂れないとわかった場合、先生はいったいどんなリハビリをされるのだろう? 

母は、食事中の私が顔を上に向け飲み込めないでいる、ちょっと眺めの動画を撮影し、先生に見ていただいた。

「飲み込みはそうでもないが、食物をまとめるのが難しいね」
飲み込むタイミングが合わないのかと思っていた。咀嚼や舌の動きなどによって、食物を飲み込める状態にほとんどできない。だから口の中で増える唾液と、ばらけた食物を混ぜ、時間をかけて飲み込んでいたのだろうか。食物のまとめ方がわからない。


先生は手袋をはめ、口の中を刺激した。非常に痛くて勝手に涙が出てきた。自宅でほぼ毎日歯磨き後に「歯みがきティシュ」で刺激してたのに・・・訪問歯科でも同様に刺激されていたが全く痛みはなかった。口の中の筋肉は硬いと言われた・・・こんなところでも筋肉は緊張していたのだ。

この痛みを知ると、痛みを感じながら徐々に痛みが消えた立位のリハビリを思い出した。たぶんすぐには消えない痛みだと思う。尋常とは思えない痛みで、ピーンと張ったゴムをさらに無理に引っ張り、そのゴムを硬い壁にこすりつけるような痛みだった。


口の中の感覚は、自信はなかった。以前、口に入れた錠剤が、まだ飲み込んでいないのに感覚から消えてしまうことがあったからである。頬は左右どっちが触られているか、手前と奥どっちを触っているか、舌はどのあたりを触っているか。全問正解ではなかったが、触られている感覚は確実にあるみたいだった。


舌の動きは少しあるみたいなので、口の中を柔らかくして、食べやすくしましょう、と先生はおっしゃった。

先生のお勧めで、口腔ケアスポンジで刺激をしている。やっぱり痛い。この痛みに慣れたい。