訪問歯科でのリハビリ

先日訪問歯科ではじめて診て頂いた男性の先生は、普段嚥下障害の患者を診ているということを歯科衛生士さんから伺った。
私は嚥下障害がある。歯科衛生士さんは先生にどんなことをすべきか、相談してくれた。


いつものケアに加えてやってくださったのは、私が少ししか出せない舌なのだが、歯科衛生士さんがこの舌を3回左右に動かすものだった。 これは、脳出血後に1年リハビリ入院したときに、言語聴覚士さんが手袋をして私の舌を強制的に動かすことをやったことがありそれに似ているなと思った。
訪問歯科では、これまでにも口を大きく開けて「あいうえお」を発音したり、左右の口角に舌を伸ばすなど、入院しているときに言語聴覚士さんが行うリハビリがあった。

今回行った舌を左右に動かされるものは、右の麻痺が強いせいか、左に舌を動かすと、舌の右の側面が引っ張られる感じがして、右に舌を動かすとその感覚はなかった。

歯科衛生士さんは、今回は3回でしたが増やしていきましょうとおっしゃった。


簡単そうだし自分でできそう、、、と思ったのにさっぱりできなかった。。。
いつも自分の舌は動きづらいと感じていたが、ここまで硬いなら自由に動けないはずだと納得した。
見た目通り、表面は柔らかいのだが、舌が意固地になって動こうとしていないような。これが舌の筋肉の緊張かもと思った。