おじい様との筆談

ある時期から始まった、透析を終えたお隣のベッドのおじい様との筆談。
私はパソコンでくだらない質問をタイプすると、おじい様は考えて答えてくださる。
私の両親は、大兄弟の下から2番目と末っ子で、自分には、おじい様おばあ様の記憶はないので、筆談でも何かうれしい。おじい様にご迷惑をしまっているのは当然だが。。。

おじい様のお孫さんは、看護師になる試験を終え、難しいかったとおっしゃっていたと伺った。
今日私はこうタイプした。

お孫さん、試験が終わってほっと
されていますよね。簡単と感じる
より、難しいと感じるのは、試験
に真剣に取り組まれていた証拠
と思いましたが・・・
実は私は大学試験、2度も
失敗してるんですよ・・・
頭良くないのに音楽高校から
理系大学なんて無謀なことした
から・・・
でも音楽より理科が好きだった
から、自分の好きなことの方が
頑張っちゃうみたいです。


なぜ音楽をさほど好じゃなかなったのに音楽高校に入学したのか。
中学生の頃は毎月輸血が必要で、担任の先生に電車で通学は難しいと言われ、バスで通学できる音大附属音楽高校が近くにあり、将来自宅で音楽の先生になるのはどうかという母の考えがあった。
はっきり覚えていないが、まだ発売されていない慢性腎不全に使える造血ホルモンを、治験という形ではやくから使わせていただいていた記憶がある。
その薬のお陰で、バスケットボール部に入ることができ、入りたい大学を自分で選ぶことが可能になった。2浪もしたけど。。。