終のすみか

以前アメーバブログで見ました。
脳梗塞脳出血で命拾いし、胃ろうで療養病院で生活を送っている方の存在を知りショックだった。

脳梗塞脳出血の患者をたくさん助け、その後患者の中には胃ろうで療養病院で生活を送っている方を知り、そういう患者の医師になった人がいる。 正義感?責任感?ある医師だと思った。
助けてよかったのかと思ったのだろうか。
でも助けた患者がどういう人生を辿ることになるかわからない。
脳梗塞脳出血の患者を助けることは尊いことで、今このブログを書く自分は、2度の脳出血後でいろいろ障害が残っても、感謝しかない。
病気はあるよりない方がいい、楽しみはどこにあるかわからない、これ両方失うより私は両方もらいたい。


胃ろうで生活を送るとは?
よくわからない。

幸せは、どう見られるのでなく、本人が嬉しいかどうかにかかっていると思うが。
不幸せは簡単に見つかって、本当の幸せは見つけづらいと思っている。 


私は2回目の脳出血後、目を覚ますと寝たきりで胃ろうで、退院できるかわからないと言われていたと夫から聞いた。
寝たきりで耳が聞こえず話せない自分は、脳が壊れていると感じつつも、透析中に耳がうるさいと言っては透析スタッフを困らせ、午前中に泣き続けたときには人差し指を口にあて「シー、静かに」と看護師から注意された。
 
私は療養病院に転院する予定もあった気がするが、ある日2人の医師が飲むテストに現れ、最初むせて飲めなかった結局は水が飲めたこともあるのだろうか。 透析患者の飲水への執着心から飲めた気もする。
透析のある病院へ転院して、胃ろうが抜けてリハビリ後に退院した。

たとえ脳が治っても脳出血の可能性はあると思う。
自分はその確率は高そうで、最後は療養病院かもと思っている。