20130507 フットレスト

私はフットレストに足をのせておくことができない。

比較的動くことができる左足は、意識が向けられている間はフットレストにのっているが、そうでなくなると足を投げ出す放散反応状態になる。右足は自力でフットレストにのることが不可能であった。しかし今回のリハ後は、右足の方が一旦フットレストにのせるとそのまま落ちないことが増えてきているようだ。

◆股関節と膝関節を使い、つま先で四角を描く。描き始めた場所と方向を答える。


左足は問題なし。右足もわかりそうだったが、頭の中であらわれたのは四角図形ではなく、短い線が所々にみえただけ。先生は、感覚はうすいの?よわいの?と質問した。短い線はわかりやすいものだったので、感覚の存在は確かで、うすくはないと思い後者を選択した。先生は横の辺と縦の辺にしぼって足を動かすと横の辺が見えだし、次に想定していた縦の辺とは違う、前後に触れる振り子の動きが見えた。よくわからず見えた通り、指で示したところ、「そう!」と先生はおっしゃり、再び足で四角を描いた。今度は私の頭にも四角が見えたのでその通り指で描き先生に見て頂くと「あたり!」。最初からわかっていたような感触は何だったのか・・と考えると、課題の足が描く面を間違えていたことがわかった。先生は最初に床に描くことをベッド上で説明されたのに、私は正面と間違えていた。

私の両足は、フットレストにきちんとそろえて置こうとしても、がに股状態の右足が左足側のフットレストの上にいっしょにのる格好になる。
先生は足を動かしながら、右足は(フットレストにのせるには)膝の頭を左足を向いて、そして膝を曲げる、とおっしゃっていたと思う。このとき動かされている右足を見ていて、股関節と膝関節を使った今回の課題の足の動きに似ているようだと思った。


今回リハビリ後はなかなか疲れが取れないような変な体調が続いた。

■リハビリ3日後■
車いすに長く座ると右足が痛くなり座れなくなる
ベッドに移乗すると、足底で受ける重力が原因で痛かったのではと思うほど、横になると足の痛みはウソのように消え失せた

■リハビリ4日後■
両足のふくらはぎと太ももが痛くて眠れず 痛みの強さは右足の方が4倍位 右足は膝も痛みがあった(リハで、普段全く自力で股関節以外を動かせない右足は、膝関節を課題でははじめてうごかしていた?)   

■リハビリ6日後■
起床後、車いすに移乗、透析室に着くまで(約2時間)、フットレストから両足が落ちていなったことに気づく
透析終了後、フットレストから両足は落ちていたが、放散反応はなく、座り直しの必要はなく楽に座れていた
夜中に経験のない全身に軽い痛み
全身の筋肉がぎゅっと絞られたような感覚(そろそろ熱中症?透析後の軽い脱水状態?)

■リハビリ7日後■
排便後、トイレからベッドへ移乗してもらったときにしっかり立っていると訪問看護師さんに言われた 残念だが私は立った感覚はなかったが、にゅーっと身体が上に伸びた感覚だけであった。立てていて伸びる部分といえば膝かと思ったが、膝を曲げた状態から伸ばすような体重を支えるような動作はまだ無理だろう・・・

■リハビリ8日後■
まだ車イスに長く座ると右足は痛くなる。 ベッドに移乗後、この日は左足の膝とふくらはぎの表面が硬い皮膚で覆われていると感じた。(実際触ったが皮膚は何ともなかった)この感覚を感じたことで、自分の足の存在している感覚は本当に少なかったことを実感した。ベッド上で少しの寝返りで、ふくらはぎと膝はベッドのシーツや右足に触れる、左足自身の重みでふくらはぎの筋肉がへこんでいると感じた。

■リハビリ9日後■
入浴前にベッドへ移乗する際にヘルパーさんの山口さんがちょっとびっくりして母と話をしていた。入浴後の筆談で「足がしっかりてますね」。2日前の看護師さんと同じようなことをおっしゃった。でも私には立っている感覚はなく、立つには不安定さを感じただけだった。

リハビリ後9日経った今日はようやく車イスに6時間座れていて、右足は痛くなりそうにない。