20131203  アクシデントが起きてもリセットすればいい

実は前回のリハビリの翌日にアクシデントは起きた。

<先生に提出したもの>
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前回のリハビリ翌日、透析だったのですが、朝はヘルパーさんに起こされ、頭がはっきりしないままで、車イスには、背中と背もたれの間に入れる板とクッションを挟んだ状態で透析へ出掛けてしまいました。
帰りの送迎車の中で、よく揺れる車なのですが、徐々に身体がずれ落ちてきて、坂を下りはじめると一気に身体はイスの下に落ちてしまいました・・・
(いつも帰りの車ではベルトはゆるかったこともあるのだが)

このあとから、両足の放散反応の記憶が根強く残っているような、フットレストに足を置いてもほとんど感じることができず、意識的に足を置くことが難しくなっています。透析帰りの送迎車では、現在放散反応が出たまま、緊張して乗ってます。。。
ちょっとした今回のミス(背中と背もたれの間に入れる板とクッションのはずし忘れ)が、身体に与える影響は大きいと思っています。

今は車イスに乗っても、足がフットレストの上にある感覚が全くなくなってしまっていることが、前回のリハビリのときと違う点ではないかと思っています。

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先生はいろいろ確認した。

坐骨結節、股関節、大腿部のクッションに触れた部分、などの感覚

先生は土ふまずをこすった。
弱いが一応感じた。今度は指の方をこするとはっきり感じた。
先生は足でフットレストを探すようおっしゃった。
私はフットレストを探している足は、感覚の弱い土ふまずではなく、感覚のよりはっきりしていた足指だと思った。
実際私の足指は細分化された動きをしていたそうである。
(私の足指は、やみくもにでなく、フットレストを確認して触っている動きをしていたと思われる)
そのとき、フットレストを探し中で、無の境地にあったようで・・・
先生に「足、動いてるのわかるでしょ?」と聞かれ、自分の足指を確認しようとすると、足指の動きがはっきりとわかった。そしてフットレストの上にある自分の足を感じることができた。

先生は、送迎車では、膝が高くお尻が低くなるように、クッションの下に何か入れてはどうかとおっしゃった。坐骨結節に体重がのっている感覚がわかるようになる知覚領域が増えることもできるとも。今は送迎車で緊張はしていない。

アクシデントで、一旦失われたかに思われた、せっかくわかるようになったフットレスト上の足の感覚。今回のリハで、不安は大分消えた。これまでのリハの記憶は、このように感覚を失いかけたアクシデントのとき、リセットさせ感覚の再確認するのに有効に働いてくれているのだろう、と思った。