弾力を感じた自分の足

今日木曜日は入浴日である。移乗時は足が地面に付いた感覚がないが、股関節から出ている両足は安定していて、支えてくれるヘルパーさんは「足に力がついていると思う」とおっしゃった。

でも説明がつかない、今の両足の安定感が不思議である。

言葉上では現状の私は立つことはできていないのであるから、立とうすればヘルパーさんにぐっとしがみつくことになりそうだが、今日はヘルパーさんの肩をつかむ力が弱まってきているのを感じている。

夕食後に母に車イスからベッドへ移乗してもらった。車イスから離れてすぐだったのかわからないが、膝付近までの自分の足を感じた。ベッドにいつも倒れ込むようにして横になる。今日は横になる前に、自分の足がバウンドした。おそらくベッドに軽くぶつかったのではないか。その事で、存在感からゴム状に感じる自分の足が、より本物らしく思えてきた。母曰く、「足の重さは感じられなかった」