20150623  首の筋肉がやわらかくなっていた/右手の存在感とは

血圧は116.リハビり前には診察があった。

今回のリハビリは、

① 仰向けになり、自分の身体をまっすぐに直せるか

② 両足あるいは片足をサポートを受けて、仰向けで傾斜板の上を歩く。
傾斜を変えたとき、変える前と後、どちらかの傾斜が高いかか答える。

③ マットに座り、テーブル上で不安定板の上に両手をのせる。両足は固定するようにしていた。
不安定板を動かされ腕の動きを感じた。閉眼し、不安定板を左右に動かし、左右どちらに積み木を挟んだか答える。



①で、今まで首がいつも右に傾き、この日もそうであった。自分が思う真っすぐな首の位置に動かしてみた。先生は「痛くないでしょ?」とおっしゃった。痛みを伴わずに自分のいつも傾げている首を直せたようなようなのである。以前は首に対して強烈に痛いリハビリが何度かあった。首の筋肉(すじ?)はぎゅーっと縮こまっていたようで、その筋肉を伸ばすために痛いリハビリが必要だった。
また日常では自分が右側ばかり向くことがいやになっていた。
透析の送迎車やタクシーでの景色を観るための自分の首の動きが、いやおうなしに右側の景色ばかりを観るために動いていることがはっきりした。だから、これをやめさせたいと自然と左側に首を動く仕組みができてきたように思うのである。



②では、両足で動かしている時、課題は全問正解。でも片足になると、右足は傾斜の違いをほとんどわかっていなかった。。。



③の課題は、考える必要がなく、不安定板の動きは、板の上に置いている両腕で感じ取れていたようである。
先生に「右手は重くない?」と質問されて「え?」とちょっと驚いた。

「今朝右の二の腕中心に重かったんです。」
私はシャントに異変か?と思い、この日午前に来てくださった訪問看護師さんに伝えていたのだ。

重い感じは肩まであるので、シャントは関係はなかったようだった。
人工血管ではなく普通の血管で作ったシャントが止まりそうなとき、確かに腕はだる思い感じがしていた。でも現在右腕でそれに近い感覚がしても、マヒなのでシャントの痛みとは考えにくいのではないか。

先生が右腕が重いと感じることについて、「存在感?」とおっしゃったと思うのだが、自分のものとは思えない感覚であった。でも重いと感じるからには、自分の身体の一部(右腕)を自分のものと認識しているはずなのに、ただ重いとしかわからない。この日は右手は、肘から手のひらにかけて冷たさを感じていた。これも冷たいだけで、今までなかったものがあると思えなかった。右手の感覚は宙にあるような・・・胴体と右腕がつながっていると感じることができていないからだろうか。