シャント術後半年経過

昨日、シャントを作成して頂いた医院で受診した。

今のシャントは、再手術後にできたのだが、低血圧でも手で触って拍動を感じ、安定している。シャントの場所が二の腕内側で、穿刺は、看護師さんがマヒの右手を固定しながら行う。大変で申し訳ない。穿刺の邪魔にならないように、自分の意識で固定できたらいいのだが。。。かろうじて動く左手は、人工血管が入っていたら、自由な動きは制限されたことを思うと、右手のシャントで透析を受けていることに本当に感謝すべきだと思う。

二の腕内側は、寝返れば自分の体重がかかる。排便の浣腸はシャントがある右手を下にして横になっていたので、頭を足側にして、左手が下になるように訪問看護師さんにお願いした。
そして右寝返りをやめた。もともと私は左側への寝返りがたまにしかできず、目を覚ますと、仰向けか右側に寝返っていた。折角再手術でいいシャントができ(透析でもいいシャントだと言われた気がする)、術後しばらく緊張して右側へ寝返れない夜が続いた。ある日を境に、ぐっすり眠っても、目を覚ますと必ず仰向けになっていた。でも今は右側へ寝返ることに、以前感じていた心地良さはなくなったのが不思議である。リハビリでも何度か経験したが、脳が理解できて、しかもそれが楽だと知ったら、そうなるように身体は変わるのである。

半年後にまた受診予定である。

8/10 追記

今回はじめて何も問題がない状態で受診したイメージがつよく、肝心なことを記述し忘れてしまった。シャントは血量は当初強すぎて、ピンポン玉に近いコブができてしまったのである。そのコブが、右手のグラフトと左手の表在化1回ずつを交互に透析で使い、かなり最近になり小さく見えなくなったのである。毎回コブの大きさは計測していただいた。

ちょっと透析で使うとコブは大きくなるようだったので、数ヶ月グラフトは使わず様子を見ていた。透析は左手の表在化のみ。もともと左手の返血用の血管が少なくなったことからグラクト手術を受けることになった。そのため左手の穿刺場所は本当に少なくて見ていて難しそうだった。でも返血用に、手の甲の血管は場所によっては使えることを知った。何だか痛そうだなと思ったが、肘付近はかなり痛いのに、どういうわけか手の甲はほとんど痛みがなかった。マヒで感覚がない状態は。部分によってこんな風に分かれるものなのだろうか。手の甲は、点滴のとき普通に痛みを感じていたし、鈍感な場所とは思えない。

私は透析で本当に迷惑かけっぱなしだと思う。。。