入院中に考えた、自分の身の振り方について

2度目の脳出血で入院中、考えていたことがある。
退院後、自分は社会からどう見えて、周囲の人とどう接すればいいかいついてである。

聞こえず話せなったということは、倒れる前の自分と同じように声や言葉で表現できなくなった。
入院中、私に「しゃべってみて」ち言って、私がしゃべってみせると、よく笑う看護師さんがいらっしゃった。なぜおかしいのかな。自分の声も聞こえないから、自分の声がどう周囲には聞こえているのかは推測するしかない。

でも私は話せない、実際しゃべろうとすると滑稽であるのは確かだ。
そういう自分が周囲に溶け込みたいと思うなら、自分はエンターティナーに徹するとか馬鹿っぽくみせることじゃないかと思った。
なぜなら、コミュニケーションは相手の身になれることで円滑にいくものだと思うからで、周囲の雰囲気を和ませる私が取るべきことじゃないかと思ったのである。