▲わかりにくいリハビリの効果

◆リハビリは日常生活のサポート

三上さんは、リハビリを見学していた父に、日頃の立位にどんなものがあるか聞いていた。
車イスとベッド間の移乗時に透析スタッフや父や夫に、入浴着替え時はヘルパーさんにお願いしている。 リハビリの立位でできた右足のつま先立ちは、日常生活でも試せるものだったのである。 立位のときは、右足がつま先立ちになっているか気にしてみたい。 ちなみに今回リハビリ中も右足がつま先立ちになっていた。

あと思い付きだが、自宅ではベッドにつかまる立位もある。

車イスでここへ近づいてつかまる・・・

自分で何かにつかまり、自分の体重を足にのせて立ち上がるやってみたい立位である。

こんなことは膨大な力がいるからいいことじゃない、でもやりたいからたまにしかやってなかった。実際やってみると、いつも自分のお尻は恐ろしく重く座面に張り付いているみたいだったし。
「重いと感じるのはいいことですよ」
と三上さんはおっしゃった。
やってはいけないことではないそうだ。

普段できない寝返り、立つことには関係なさそうだけど、できる方法があったりしないか聞きたくなった。


◆感覚にほとんど答えられず・・・

カーペットとフローリングの違いが足裏でこすってもわからなかった。
カーペットとフローリングの感触の言葉の表現であるが、2つの素材の感じ方が違うと言うには差異は小さすぎるか、全く逆の感覚に思えてしまうのである。
右足が内転するのは、股関節が外へ開いており、さらに右肩は後ろへ引けており、足首から下の格好は、肩の格好の異変の影響を受けていることがわかった。




◆リハビリ中に筋肉痛になる気がした

ベッドで上半身を高めにし、足を曲げ伸ばし、内旋・外旋を閉眼して答えた。
ほぼ正解でも、自分が感じる足の動きは小さく、実際は4~5倍大きな動きだった。
膝が曲がっている、伸びているの認識は、座る、立つに似ている。
このリハビリ最中に筋肉痛になりそうと伝えた。
足は痛かったわけではなく軽い疲労感を足に感じた。
似ていたのは、これから走ろうとするときのもも上げだと思った。




今週は低血圧で100ないことが多かった。
でも低血圧や多少の疲れは、リハビリの集中力がなくなる気はしないが、反応の鈍さは感じる。
今年5月の入院リハビリでは、透析直後の寝起きに近いぼーっとしているとイメージしやすかったり、脳のリハビリによい状態は自分でわかりたい。

今回はじめて運動してないのに足に疲れを覚えた。
不思議な気分だが、リハビリ的にはプラスがあった気がする。
動いているとき感じる筋肉痛らしき感覚は、無意味に感じる気がしないからである。



ベッドにつかまる立位、本物の立つイメージができたら、立てたりしないかな。。。