▲座り直しがいらなくなるのは、股関節が曲がっているとわかること

今回のリハビリは2019年初日だった。
なのにお腹の違和感があり、お正月にほんの少し飲んだお酒のせいだろうか、その翌日から体調は良くなくエアコンの温風を寒く感じたり、頭はボーっとしていた。

冬休みの宿題で、左手で右腰を触ると、左手だけではなく右腰も感じたかったが、右腰に左手が当たってると感じるのは、皮膚ではなく筋肉のような流動的な何かだった。
右腰の表面と深部の違いがわからないか、しょっちゅう触ったがわからず、なぜか右腰が痛いことが増えてしまった。


今回リハビリ終了後車イスに座ると、お尻は箱に感じ、奥に座った位置にはティッシュボックスがあると思えた。

帰りの車の中で、なぜ車イスに座るとお尻の感覚が変わっていたのだろうと思った。



「まだ座り直しが多い」
「行ったリハビリは股関節を動かして四角か三角どちらをなぞったか閉眼して答えた」
「股関節を身体の動きと感じていない」
「股関節が曲がらないと、お尻は深く座ることはできない」
三上さんがおっしゃったことなどを思い出した。

三上さんが私の足を持って四角か三角をなぞった。
なぞっている最中、私は頭の中で、自分の足の動きを感じながら、角でどの位の角度で進んでいるか、四角か三角か感じていた。

リハビリでよく聞く「自分の身体を感じること」。
今回のリハビリでは、左足は四角か三角か答えられるのに、右足は四角か三角でない図をなぞっていると感じていた。
最終的には右足も四角か三角かわかったのは、四角か三角でないものを感じているのに気付いたこと? 
一見、リハビリで行う意味がわかりづらい認知神経リハビリテーションだが、今回ほんの少しわかった気がした。


最初、股関節の感覚がわからなかったが、不器用な感覚でお尻を箱と感じ、実際は股関節が曲がっていると認識できたのだろうか。