透析医療の存在

今朝、目が覚めたら、テレビに「透析患者 20人死亡 2人50代」という文字があった。
人工透析せず死亡、他にも複数 福生の病院、都が調査


腎不全になり透析を受けないことは、日本では自殺に等しい感覚があると思う。
でも国によって、透析導入できる年齢に上限があったり、透析を受けないことは尊厳を保った自然死であるという考えがあったりするらしい。「腎臓病と人工透析の現代史」より

自分の生きている社会の腎不全をどうとらえているのか、財政力などによって、透析で生きられるのかと思ったことがある。


透析が全額自己負担だったときに比べれば、恵まれた日本の透析医療だが、透析で生きることを選ばないひとがいる。
年齢とか障害とか腎不全であるという悩みがあると、そう思ってしまうのかもしれない。

透析が長期化すると、合併症が出てくる患者は多い。
でも透析しなければ生きられないとも言えるし、透析があるから生きられるのである。