新型コロナウイルス感染環境下のリハビリ

自分で行えるリハビリは、やはり医療従事者に手伝っていただけるものとは随分違うと思った。
現在、新型コロナウイルスの影響で、通販リハビリが中止になり、訪問看護師さんはいつもおしゃべりしていた時間をリハビリをしてくれたり、リハビリ後の質問に答えてくださる。
時計をみていなかったが、リハビリの時間は5~10分間だろうか。
とても有意義な時間だと思っている。

リハビリ後、レポートを書く。
やっぱりリハビリをやっていただいたことで、やらなかったら起きなかった感覚は確実にある。
だからそのことは自分で持っているだけではもったいない気がして、書きたくなる。
先週のリハビリでは、予想外の感覚が起きていた。

いつものリハビリ
足の動かす順番
①  左つま先→足首
②  左 ひざ→股関節
③  右つま先→足首
④  右 ひざ→股関節



20200528 Yuko Nakashima

動かされた足を一緒に感じることで、自分の有り得ない足が頭にみえた


■私の頭、前回のリハビリからちょっと混乱しているようです

「いつもとつま先・足首は左から右へ動かされるのに・・・。左つま先→右足首→左足首→右足首?!」
リハビリ後に三浦さんに確認したが、「いつもと同じよ」。
そうだよなあ、自分でもおかしいと感じるのに、足首から先の感覚は、めちゃくちゃな感覚でした。。。

ひざの曲げ伸ばし。
足を持ち上げられると、足はパンパンに腫れていました。
この腫れた足、どう考えても曲がらないだろうな・・・
思わず自分の目で自分の足を見ました。
腫れてはいなかったのですが、感覚的に風船のような自分の足が曲がっていました。




補足;今回の私が不思議に思えるリハビリの結果

この現象は、恐らく以前にリハビリ療法士さんから伺った説明か、認知神経リハビリテーションに関する「脳のなかの身体」という本でいわれていることかもしれないと思いました。

目で確認しなくても、目を閉じて自分の指が「ここにある」、と脳では詳細にわかっているものである。

でも両麻痺の私の頭では、目を閉じると、消える自分の身体の部分が多いんです。
左手は、ある程度感覚も動きもあります。
でも右手は感覚も動きはほんのわずかで、目を閉じると、右手は消えてしまいます。
2回目の脳出血で入院中は、両足は全く動かなくて、股関節から先が消えていました。
退院後に、中里さんのリハビリをはじめてから両足は動き出して、そのとき確認しているわけではないのですが、現在は両足が股関節から先が消えてはいません。
自分の頭に見える足首から先とかひざを曲げる感覚は、私の感覚としては尋常じゃないんです。

でも頭に見える自分の足が病的なものであるらしいと感じさせるとは・・・
訪問看護師さんのリハビリって、タダモノじゃない気がします。。。