20140708 胡坐

最初に岩崎先生が、解剖図(体幹、腹部の筋肉)を示しながら、大きく息を吸ってはいて見せ、お腹の部分の筋肉の仕組みについてされた。特に岩崎先生が「ベルトのように筋で守られている」をおっしゃって、服の上から赤のビニールテープを貼って、腹直筋・腹横筋・外腹斜筋・内腹斜筋を示し、前屈するとビニールテープはふにゃっとなり、リアルでわかりやすかった。
これは前回のリハビリのように、上半身を動かしても、身体が砂山のように崩れないように、考えてくださったことだった。

前回のリハでは座った状態で上半身を動かされると恐怖感を覚えたが、座っている私の目の前に中里先生が座り、私は左手を中里先生の肩の上に置いたり中里先生の額と私の額をくっつけたりした。このとき上半身はかなり動いていたが怖くはなかった。この日最初に受けた腹部の筋肉の説明のせいだろうか、肋骨の下付近には硬いものを感じていて、上半身は風にゆれる木のようで、倒れるという考えは今回はなくなっていた。

胡坐に挑戦することになった。
10年以上前に右片麻痺になったが、片麻痺の頃にもやったことはない胡坐?とびっくりしたが、左足はできそうだったが、右足は全体がつったような痛みだった。

横になりましょう。
両足揃えて立て膝ができていた。自宅ではできなくなっていたが。

その後に行われたのは、整体のようにカクッと首曲げたり、エステのように口の周りの筋肉をまとめられている等だった。終わると、今まで真横を見るのがやっとで真後ろを見るには車イスを回転しなければならなかったが、視界がパノラマのように広がっていた。

身体の動きを行ったせいか、リハビリ後はベッドでも車イスでも、落ち着かない感覚がある。どうしたら楽になるになるかわからないが、夜に眠れないこともなく、高めであった血圧120位に落ち着き始め、身体全体で見ればよい状態のだろうと思う・・・