放散反応とは・・・「認知を生きる」

先日、骨密度検査で私は骨粗しょう症と言われたのを思い出した。

現在左腕で骨密度測定を行い、骨粗しょう症とは言われていない。
でも思い出したのは一時透析で通院した病院で右足で骨密度測定し、骨粗しょう症という結果がでた。
リハビリ続けて大丈夫だよね・・・と思ったが検査結果は見つからず、仕方なく検査データなど病院関係の書類を整理がてら見ていた。

以前、(都立)大久保病院で日本認知運動療法研究会(現在は日本認知神経リハビリテーション学会に改名)のアドバンスコースの研修があり、そのとき認知運動療法の体験談について話をさせていただいたことがあり、その原稿と「認知を生きる」という題名の両面刷り2ページのコピーが出てきた。CTVERE LA CONOSCENZA(コピーの文が載っていた雑誌の名前?★P3-P4、平成19年6月吉日)
その時期に誰かからいただいたコピーだと思う。

コピーされた文は、脳梗塞で(都立)大久保病院で認知運動療法を受けた小峰俊春さんの文だった。簡潔で認知運動療法の説明として、経験者の言葉でもあり受け入れやすいと思った。


「別の病院では指摘がなかった放散反応についてセラピストから説明を受けて自信が湧いてきた」とあった。

私は今まで放散反応は起こしたくない、放散反応ってそもそもなんだろうと思い続けていた。
脳機能が再生することができれば、反応は改善されるという。


脳梗塞脳出血で身体の動きに障害が残ることがある。
自分の放散反応は、意味なく足をばたつかせたりかなり強い。
私は寝たきりで寝返りもできないなど、障害がひどく残っているとは思ってはいたが、脳の壊れ具合?を放散反応はあらわしていたのかなと思った。
放散反応を止めようとしていたのは無謀だったのかな・・・

★「認知を生きる」という文を読み感想を書いておりませんでした
今すぐには放散反応は良くならないが、リハビリで身体の回復の兆しが感じられる。この脳を中心に考え身体全体をシステムととらえる手足などのリハビリを続けて、脳機能を元の動きに戻して行くことができたら、壊れた脳が起こしていると思われる放散反応特有の不自然な動きはなくなると知り希望が持てると小峰さんは考えられたのだと思った。
小峰俊春さんの文はすばらしいと思った。