リハビリ 20130115 先生の声が弱く聞こえた

現在自宅で車イスにうまくお尻で座れないことが多いので、先生がやり方を見せてくれた。その都度お尻で座れているか確認なさっていたようなのだが、ある瞬間、お尻の感覚を考える前に、胴体がグラッと揺れたような、楽に感じられない状態になったので、先生に話した。先生は腹筋で支えられていないからだろう、とおっしゃった。このときは本当にそうだと感じた。腰から上が支えなくぐらついた感覚であったからだ。

左足のこれまでに行った足首から先を上下・左右・内旋外旋に動かす課題
全問正解だった。

左足を図の8箇所いずれかを先生が触るので場所を答える課題

これも全問正解だった。
入院中両足の存在感覚は弱く、退院後も布団をかけて足が見えなくなると、足がどういう格好しているかわかうるが、らなかったのだが。左足については、いつの間にかわかるようになっている。

今回リハビリのとき、ごく小さな声で先生の声が聞こえた。聞こえる前は自分でもよくわからないが、声を聞いてないが先生の言われたことがわかったのである。予測があたっただけという気がするが、でもこの後から先生の弱い声が最後まで聞こえ続けていた。話の意味はわかったりわからなかったりしていた。

翌日、筋力つけないと・・と思いながら、そういえば以前息を吐きながら筋トレ(座っているときの膝を揃える・・自主トレ)をやっていたが最近やめていたら、膝も開いてしまい、ベッド上でも両足立て膝もできなっていたので、透析へ行く送迎の車のなかで深呼吸しながら足を開いたり閉じたりしていた。
驚いたことに帰りには自然に膝がそろっていた。しかもなんだか車イスの座り心地がよく、何がいいのかと思っていたところ膝の高さがいつもより高かった。それを見て、このときたぶん座り心地の良さは股関節屈曲の角度が90度に近かったのではないかと思っている。お尻も膝から下も重力を受けている感じだった。

ところがその日の夕食途中、急に足の付け根が痛み出した。そのうちおさまると思っていたら今度は付け根は触って熱さはないのに、すごく熱く感じはじめた。その熱さの感覚は心臓の高さまで広がったので、一旦食事をやめてベッドで休むことにした。横になっていたら、足の付け根の痛みと熱い感覚は消えた。
今回のリハビリでも先生は、うまく座るには股関節を90度に曲げなければ放散反応で膝は伸びてしまうと話されていたし、リハビリ中に感じた自分の胴体の不安定さは今まで感じたことがなかった。脳に伝わった情報と経験が、座り心地や痛みと熱い感覚を生じさせたのだろうか。